2024/09/18 07:55
トランスジェンダーは自殺未遂率が7.7倍、自殺率が3.5倍高いとても危険な障害です。
これには致命的な「医師不足」も関係しています。ここでも制度の未発達が原因に挙げられますが、トランスジェンダーの手術費用が高額のため保険適用内で治療が出来る認定医に人が集まってしまうのです。しかし、認定医と言えども全国でもたった数十人しかおらず、全ての事情に対応できる訳ではありません。そのため、取りこぼしやミスがあればその人の人生は救われないことになってしまいます。例えば私はトランスジェンダーのほかに発達障害とパーソナリティ障害を併発していますが、この3つを理解できる精神科医が日本国内にいないため10年以上精神科をたらい回しにされている状態です。今のままでは私はいつまでも性別適合手術の許可が下りず、心身症が悪化していくばかりです。
日本では「ブルーボーイ事件」が知られているように、医師の間でもトランスジェンダーに否定的な人がまだまだ少なくないのが現状です。精神科医の数すら足りていないのに、トランスジェンダーを専門に学ぶ医師は非常に少なく、医師への教育が必要な事態となっています。
当事者はすぐ病院に行くのではなく、福祉に相談し、ケースワーカーや弁護士に病院に付き添ってもらったり、権威のある医師に紹介状を書いてもらうことをお勧めします。